2007年08月30日

Back to the 1976

WEB担当のクマです。

かなりレアモノを社内で発掘してしまいました。なんと1976年のタスコカタログ(USA)です。31年前と言えば、クマが生まれる少し前のカタログ...。そのカタログを開くだけで古書店に似た香りとノスタルジーを感じさせる写真やデザインが!

Back to the 1976
[表紙に使われてるロゴも時代を感じさせるデザインです]

Back to the 1976
[tascoのロゴも現在とは微妙に書体やレイアウトが違います]

このカタログに載ってる商品には「子供の頃には見たことあるなぁ」と思わせるデザインの双眼鏡の数々が載ってたり、現在では主力から外れた虫眼鏡や顕微鏡などが載ってたりと面白いです。他にもセパレート式のトランジスターラジオが装着可能な双眼鏡で「スポーツ観戦をしながらラジオで実況も聴けます」という商品や、ビデオカメラなどではお馴染みのシーソー型の電動ズームボタンの付いた双眼鏡など、当時としては画期的であろう商品もありました。(売れたのかなぁ...)

そして開いた最初のページに書いてある"DESIGND IN AMERIA. CRAFTED IN JAPAN. ACCLAIMED THE WORLD OVER"と言うキャッチコピー。簡単に訳せば"アメリカでデザインして、日本で製作してる商品は世界中で賞賛されてます"と言った内容ですね。しかも次のページには...

Back to the 1976

"CRAFTSMANSHIP"とタイトルが付いて、日本の工場での生産や品質管理をしてる状況を1ページまるまる使って紹介しています。
簡単に記事内容を紹介しますと、「タスコの最初のライフルスコープは30歳以下ながら優秀な日本の10人の職人が作りました。〜中略〜またレンズを研磨する技術者と設備は世界に引けを取りません。レンズコーティングに関しても素晴らしく従来より50%も明るく仕上げました。〜中略〜そして"デビルズ ルーム"と呼ばれる部屋で検査官の厳しいチェックを最終的に行います。レティクル、解像度、視差、エレベーションやウィンデージの精度などをチェックすることで、タスコのハイクオリティな品質が保たれています。そして最良の商品だけが40カ国以上の国々へ出荷されています。」

と、ものすごく日本人の技術力や勤勉さをアピールしています。"MADE IN JAPAN"が世界的にされてた時代ですから、売れるコピーだったのでしょうね。それが先日の「ふぞろいのスコープたち」にも受け継がれて、高品質・高耐久性を維持してるんでしょうね。

やはり日本人ってスゴいですね。
そして、まだ「デビルズ・ルーム」って名前の部屋があるのか気になります(笑)


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Posted by サイトロンジャパン at 09:00│Comments(0)雑ネタ
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