2007年12月07日

高いのを買っても当たらないライフルスコープ

WEB担当のクマです
クマはタスコ・ジャパンで仕事をするようになって初めてライフルスコープやダットサイトを見た素人です。映画や漫画では存在は知ってたけどね。でも実際に現物を見たりして知った衝撃の事実が1つ。映画や漫画のように銃に取り付けて、しっかりと狙えば当たるもんだと思ってたのが間違いだったこと...。

そんな訳で今回は「どんなに高いダットサイトやスコープを買って取り付けても、それだけじゃ当たらない(場合もある)のでしっかり調整しよう」と言うことです。意外と電話やメールでも問い合わせのあることなので書いてみます。

高いのを買っても当たらないライフルスコープ

上の図のようにライフルスコープと銃身には高さの誤差が少しだけあります。しかも弾丸は発射してからまっすぐに飛ばずに重力によって落ちていきます。銃に取り付けただけでは、しっかりと中心を狙ったとしても当たらないのが解って貰えるかと思います。しかもライフルスコープやダットサイトは工場出荷時に品質検査は行っていますが、このレティクルやダットの調整はほとんどしていないのです。銃やマウントリングの高さによって調整することを前提としているためです。

高いのを買っても当たらないライフルスコープ

まずは銃本体をできるだけ固定することが必要です。仮に50m先の標的の中心に当てるように調整する際に「ズレが8cmだから調整して......、と調整したから確認しよう」と自分や銃の位置がズレてしまっては、調整が出来て当たったのか自分がズレたから当たったのか判らなくなってしまいます。最初の着弾位置と調整後の着弾位置が比較できるように気をつけましょう。
この調整にはウィンデージノブやエレベーションノブを回したり、一部のダットサイトでは六画レンチを使って調整ネジを回して調整します。ちなみにレティクルやダットだけでの調整にも限界があります。あまり調整ノブや調整ネジを回しすぎるとレティクルの破損や故障の原因となります。そんな着弾位置のズレが大きい場合は、まずマウント部から調整する必要があります。また銃の衝撃によってスコープやダットサイトがズレないように、しっかりと固定することもポイントです。1発撃ったらズレてしまうのでは、せっかくのスコープやダットサイトの意味がなくなります。

あとは調整が出来ても、最初に書いたように弾は重力が影響して落ちていきます。エアガンやトイガンでは距離を延ばすためにBB弾の回転を変化させて上方にホップさせて放物線を描くように距離を稼ぐ銃もあるようです。なので、距離によっても着弾位置は変化してしまいます。競技のように50mとか100mと距離が決まってる場合は、その距離に合わせて事前に調整するのもレベルアップのポイントですね。

そそ、しっかり調整すれば安いものでもOKと思ってしまうかも知れませんが、高価なタイプはレンズ性能も高いので遠くまでクリアに見えたりします。それと実銃対応やトイガン対応なども確認を忘れないでください。実銃対応は高価になりますが、耐衝撃性にも優れますので安心して使えますよ。


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Posted by サイトロンジャパン at 00:00│Comments(0)雑ネタ
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