サイトロンジャパン

おはようございます。若武者です。

今日は光のお話をします。
いまや様々なライトが出回っていますね。ホワイト、レッド、ブルー、グリーン等々・・・

映画などで特殊部隊の隊員がフラッシュライトを使用しているのを見かけると思います。
ホワイト系の光は横に広がり易く強い光を放つことができ（バルブにも依りますが・・・）
、少ない光の量でも多くの人に視認させることができます。

よって検索する場合や目くらましでは効果を発揮しますが、ジャングルなどで隠密行動をとっている時にホワイト系の強い光で地図なんか見てると敵に発見されるリスクが増すわけです。また、一旦暗順応した眼球が再び暗闇に対応するまで時間が掛ってしまいます。

暗い場所で長時間の行動をする場合は、暗闇に目を慣らす必要があります。目が暗さに慣れたのを壊しにくいのが赤い光です。グリーンの光もレッドと同様に眼球の暗順応を妨げないカラーだと言われています。暗闇で地図を見たり、ヘリや輸送機で真っ暗な森に降下する前なんかに機内のライトをレッドやグリーンにしている映像を見た方もいるかと思います。

そしてブルーカラーは直進性と透過性が高く、凹凸の影をシャープに映し出す為、傷や歪みの発見や細かい証拠品の捜索、薬品反応検査用に使用できます。

一般てきな『色』は可視光線の範囲のことをさします。
蝶の羽の模様は、紫外線領域だと肉眼で見る場合と異なる模様を描きだし、赤外線領域の波長の中には焦げた新聞の紙とインクの反射の違いで文字を見ることが出来るそうです。焦げた現場から証拠を見つけだしている警察や消防の方はこう言った技術を使用し原因を特定しているのでしょうね・・・